フコイダンの成分とサプリメントについて

フコイダンは硫酸化多糖類に属し、雌株等の褐藻類の粘質に多く含まれます。
雌株や褐藻類に含まれる粘質には人体に様々な効能を持つと考えられ、肝機能改善や血圧安定、コレステロールの低下、などに効果があると言われながら、動物実験上のデータベースをもとに期待できる効果であり、医療的なエビデンスの確立がないため、不確実性がありながら、自由診療にてがん治療の上乗せの効果を期待する側面で、化学療法と併用して医療機関でも免疫療法の一環として、サプリメント等で使用されることがあります。
免疫機能向上が期待できると考えられ、実際にマウスを使った実験では腫瘍を攻撃する効果が確認され、人への効果を期待するという研究が進んでいます。
ここからは期待される効果や効能、療法について順にお話を進めます。

免疫機能向上による健康増進効果

近年の日本人の長寿命により、世界一の長寿国となった日本の社会問題としてあるのが、高齢化であり、高齢化に伴う新たな問題として癌などの重大疾病を患う患者が増えたことです。
人は高齢化により代謝が衰え、徐々に免疫力の低下が見られます。
免疫力の低下により様々な病気の原因となります。
フコイダンには免疫機能を向上させる役割があると考えられており、動物実験では効果が見られたという報告があります。
人の免疫細胞をすり抜けた病原体が体を蝕み疾病へと進めますが、NK細胞として変異した細胞を発見すると直ちに攻撃を行い、病気の治癒に寄与します。
NK細胞の活性化により病原体のアポトーシス誘導を促し、改善を図ると共に病気になりにくい身体をつくるという役割を担っているのです。

サプリメントの摂取により期待できる効果

フコイダンを用いた療法を代替医療と言い、とくに癌のステージの進行が見られる患者で、化学療法や放射線治療、手術での治療が難しいと判断されるケースで、西洋医学の概念と異なる治療の上乗せとして免疫療法が癌治療の替わりとなる療法として行われるようになりました。
がんの成長は正常細胞の変異により周囲の血管を巻き込んで無尽蔵に成長し、次第に多臓器にまで転移します。
化学療法には副作用があり、患者のQOLを低下させるため、副作用の心配がない代替療法に注目が集まっています。
代替療法の広がりから、一般にもその概念が広がり、また予防医学の側面からサプリメントを摂取し癌や他の病気になりにくい身体をつくるという考え方から、健康食品としての効果を期待する人が多くなっています。